私たち人間は、身体の違和感を感じると、不安になってお医者さんに診てもらったり、自分で調べたりすると思います。言葉をしゃべらない動物は、このような小さな不調はほとんど表に出しません。それゆえ気づいた時には、病気が進行していることもしばしば。特に8歳以上のシニア期の子がペットドックを行うと、何かしら異常が見つかるケースがよくあります。一見、元気に見えても1年に1回はペットドックなどで身体を調べることをおすすめします。

ペットドックでよく見つかる病気

腫瘍       心臓病

腎臓病    膀胱結石

高脂血症    関節炎

ペットドックメニュー

問診・身体検査

普段の何気ない仕草やちょっとした変化が、実は病気のサインということも。最初に身体をよく観察し、お話を聞くこともとても大切です。

血液検査

総合的に体の異常を検出します。血球計算 (赤血球・白血球・血小板数)、肝臓、腎臓、血糖値、蛋白、コレステロールなど。

レントゲン検査

胸部 ( 肺・心臓 )、腹部各種臓器、骨関節などの異常を検出します。

超音波検査

心臓の機能や腹部の各種臓器などを断面で観察します。

尿検査

腎臓や尿の異常を検出します。全身的な病気の兆候が見つかることもあります。

心電図検査

聴診では分からない不整脈などを調べます。

糞便検査

腸内環境の指標になります。また寄生虫が検出されることもあります。

その他、追加検査

年齢や身体検査、問診などで必要と思われる検査があればご提案いたします。